clickable map の書き方

ver 1.1
このドキュメントは,NCSA httpd の imagemap を利用して,clickable map のページの作成方法を順に書き上げたものです.また,その imagemap には '93/7 に改変されたものを対象としています.それ以前の imagemap をお使いの方は,NTT 高田氏のドキュメントを参考にすると良いでしょう.

尚,このドキュメントは NCSA httpd imagemap Script を参考にしています.


準備

まず,当然のことながら gif または bitmap 形式の clickable map に使用する画像を用意します.続いて clickable map を挿入する HTML 部分に次のように ISMAP 機能を用います.ただし,ここでは clickable の対象とする画像データを ~sho/graphics/gif/shoun.gif,map configure を自分のディレクトリの ~sho/imagemap/sample.map とします.

<A HREF="/cgi-bin/imagemap/~sho/imagemap/sample.map"> <IMG SRC="http://www.momo.it.okayama-u.ac.jp/~sho/graphics/gif/shoun.gif" ISMAP></A>

ISMAP というお呪(まじな)いとアンカーで囲むことで shoun.gif を clickable map にする準備が出来ました.


map configure の設定

古いバージョンの imagemap では,この map configure file の所在を imagemap.conf というファイル内で設定しなけれなりませんでしたが,新しい imagemap では準備で見た通り直接その configure file を指定するので,imagemap.conf を書き変える煩わしさが無くなりました.

さて,その map configure file では,画像データ上の領域と URL との対応関係を明記します.その記法は次の通りです.

# で始まる行はコメントで,他の空行以外の行は,以下のようなフォーマットになります:

method url coord1 coord2 ... coordn

coordi は coordinate と呼ばれるもので,x,y という形をしています.coordinate の並ぶ数(つまり上記したn)は,method の指定によって異なります.

method は次のうち一つ指定できます.

url は URL のことです.:-)

注意:

サンプルの map configure は sample.map ここを click すると見れます.


Complete Example

さて,実はもうこれで clickable map を書くのに必要なことは全て揃いました.ここでは,上で書いた「高橋紹雲(紹運)」(あぁ,趣味まるだしぃぃ...^^;)の clickable map のデモを試してみてください.

どうですか? map configure の指定通りリンクされているのが分かりましたか?


また,ドキュメント内の間違い・曖昧な点など,質問・ご意見がありましたら

sho@lang.ai.kyushu-u.ac.jp

までメールをお願いします.